秋の個展へ向け、アトリエで制作を進める日々を過ごしています。2017年に開催された初の個展『マナ紬ぎ』から、一輪の花が、八年の歳月をかけて一面の美しい花々へと成長しました。これまでの道のりを歩むことができたのは、応援してくださる皆様、ひとりひとりのお力添えのおかげです。本当にありがとうございます。
写真に彩色を加えた彩色写真画に取り組み始めた当初は、写真と絵画の両分野に真剣に取り組む先輩方の中で、これらを融合させた新しいアートに対して批評を受けることもありました。しかし、様々なアドバイスとご指導を受けながら、八年間続けてこられたことで、先春の展覧会ではアート評論家から「自信を持って、世界に向かって突き進むべきだ」と励ましの言葉をいただき、大変感謝しています。
この感謝の気持ちを胸に、私の心の故郷である京橋の孔雀画廊で、混沌とした時代を経て、華やぎの時代へをテーマに新作12点を発表します。この展示では、絵画的な手法をさらに取り入れた牡丹の花の新作もご覧いただけます。芸術の秋、京橋でのご来廊を心よりお待ちしております。
朝な夕な
波にたゆたう
祝福の花
うたかたの世を描く / 安斉紗織
会期 2023年11月7日[火]-12日[日] 11:00-18:00
会場 孔雀画廊
東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館 1F
Phone / 03-3535-3334
協賛 マルマン株式会社 Canson Infinity
主催 Island Gallery
※写真展に関するお問い合わせはIsland Galleryへお願いいたします。
■作家在廊日(予定)
平日 11:00~16:00 / 土日 11:00~18:00