お気に入りのお着物で魔法の筆をふるう

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Photo by Hideo Ishijima

このお着物は実は母がかつて着ていた振り袖です。なので数十年(!?)前の古いものなのですが、母が一目惚れをして手に入れたように、時代を越えて私も一目見た時からお気に入りです。そして、祖母の集めていた中でも特に好きな「龍村美術織物」の蝶々の帯を組み合わせました。「龍村美術織物」と言えば、ちょうど明治記念館での展覧会に行って感動してきたばかりなのですが、私の憧れの映画監督、龍村仁氏のお父様の家業でもあります。当時、祖母は京都まで行ってこの帯を手に入れたという話を聞いて、祖母の代から龍村家とご縁があったのかしら。。と想像してみたりと嬉しくなります。

どちらも物語がつまったパワー溢れる衣。数十年経っても色褪せず、さらに輝きを増し、まとうと背筋がピーンと伸びてくる。こういう世界を私もこれから紬ぎ出していけたらと願っています。

さて、なぜ突然の本格的な撮影かというと、来月の個展開催を前に今回はちゃんとアーティスト写真を撮影しようという事になったのです。せっかくの機会をいただいたので、お気に入りのお着物とお花飾りでのぞみました。バックに投影された波の作品の効果もあって演歌!?みたいな雰囲気ですが、私の中では魔法の筆をふって彩色しているようなイメージです。今度は実際に色んな方に見ていただける、表彰式みたいな華やかな機会に着れたらいいな。

安斉紗織 彩色写真画展『 みるやかなやの花』
2016.6.3[金]-12[日] 11:00-19:00 ※全日在廊しています。
入場無料 会期中無休 
Island Gallery
東京都中央区京橋1-5-5 B1

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